Lanilab.モイストクレンジングバームが誕生するまでのお話し その1

クレンジングジプシーだった私

お化粧している人なら必ず使うクレンジング、多くのメーカーからクレンジングが発売されています。 だけど、どれを使ったらいいのかわからない、話題になっているクレンジングを使ってみても、いまいちしっくりこない、そんな悩みを友人から聞くことが多々ありました。

私自身も、これをずっと使ってるというクレンジングがない状態で、クレンジング難民でした。 10代~20代前半くらいまでは、オイルクレンジングを使っていました。

オイルクレンジングは、洗浄力が強くギャルの濃いメイクを落とすには簡単に落ちてよかったですが、年齢・時代と共に濃いメイクをすることもなくなり、気が付くとオイルで落とすことにより肌が乾燥するようになり始めました。

当時通っていたエステのお姉さんの勧めで、乳液でメイクを落とすことにしました。 (ミルククレンジングのようなイメージです) 肌には優しいのですが、やはり乳液なので、洗浄力という点ではいまいちでした。

やはりクレンジングはすっきりメイクを落とせるのが目的だと思うのです。 すっきりメイクを落とした後に、化粧水や美容液をしみこませたり、パックをしたりしたいですよね。

時が経ち、遊びや仕事による多忙期が訪れ、ほとんど睡眠時間が無くなり、帰ってきたらすぐ倒れるような生活になった時に、ふき取りシートクレンジングに出会いました。

これは手軽でメイクがしっかり落ちて、すごく楽!!何よりも生活リズムに合うと思い、しばらく使っていましたが、やはり悲劇は訪れました。

お肌にぶつぶつができ始めたのです。洗浄力が強くて、ふき取るだけともなると、成分がよほど強いのでしょう。

乾燥はするし、ぶつぶつはできるし、どうしようもない状態になりました。 そしてまた、クレンジング難民に戻ります。 流行りのものを使ってみてはやめての繰り返しです。

お友達も私と同じクレンジングジプシーでした

また時を共に過ごしてきた友人にもクレンジングについて聞いてみると、私と同じ状態でクレンジング難民でした。

それならクレンジングを作っちゃおうかなと思い、クレンジングについて何が不満か、みんなの意見をまとめてみることにしました。

① 優しいメイク落としはポイントメイクが落ちづらい。

② ダブルクレンジングしないと肌が荒れるから、ダブルクレンジングするが、時間がかかる。

③ 肌にぶつぶつができる。(洗浄力が強いクレンジングのケース)

④ 高いクレンジングを使ってみたけど肌に合わなかった。(海外化粧品のケース、日本人の肌に合わないパターン)

⑤ 肌が突っ張る(必要なうるおいまで落としてしまっているケース)

⑥ ゴシゴシするから肌が荒れる(ふき取りタイプ、コットンなどを使うタイプ)

みんなの意見から考えてみたこと

① ポイントメイクまで、一つのクレンジングで落としたいですね。ポイントメイク用のクレンジングを使うのはかなりの手間です。(相当な濃いメイクや特殊な油性メイクなら仕方ないですが、、、)

② みんな、忙しいですから、手軽さは必要だと思いました。ダブルクレンジングは非常に手間ですね。行程が一つ減るだけで、毎日のことですから、だいぶ時短になります。

③ ぶつぶつができるのは、論外ですね。お肌によくない成分や、汚れが残ってしまうようなクレンジングはやめようと思いました。

④ 海外化粧品に関して、私自身も使うとアレルギーが出てしまうものがいくつかあります。 ブランドを使っている自分に満足してしまいがちですが、本当にお肌のことを考えると外国製品は日本人に合わないものが多い気がします。直接お肌に乗せるものに関しては、見直した方がいいかもしれません。日本製が絶対いいとは言いませんが、やはり日本人の肌に設計して作られているものが多いと思います。

⑤ 肌が突っ張るような洗い上がりでは不安ですね。必要な成分まで落としてしまっている可能性があります。うるおいはキープしたいです。

⑥ 肌に刺激(摩擦)がかかることはやめた方がいいですね。刺激を加えてもいいことはありません。なるべく手でやさしく落としたいです。

さらに追加として、メイクを落とすというのは、ほとんどの場合が1日の終わりの工程なので、疲れを癒すようなイメージのものができたらいいなと思いました。 癒しといえばアロマです。香りにはこだわろうと思った瞬間でした。

LANILAB.モイストクレンジングバームが誕生するまでのお話し その2に続きます。

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